2017年5月29日月曜日

「高齢者」と「若者」

日経ビジネスオンラインに小泉進次郎氏の「高齢者に配るお金はあるが、少子化対策のお金はないと言うのは、おかしいでしょう。」という発言が取り上げられていました。ここのところ「高齢者」と「若者」の対比をしながら、とくに若者への手当が少ないことを強調する傾向を強く感じます。日経が捺している論調なのだと思いますが、日経以外のメディアなどの調査結果がどうなっているのかが気にしながら読みたいところです。子育て世代は決してゆとりがあるわけではありません。

手元にある資源(税金)をどのように使うか/分配するかといった命題は経営戦略にも通じるところがありますが、間違った戦略が、すぐに影響が出なくても、長い時間をかけて、でも確実にその経営母体を悪い状態に導くといったところも経営に似ていると思いました。

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/246215/042800497/?rss

2015年末に高齢者に3万円の臨時給付金を配る議論が持ち上がりました。予算総額で4000億円もの規模です。一方で、少子化対策には財源がないという。

また、日経ビジネスは、5月1日号の特集「さらば老害ニッポン」で、20代から70歳以上を対象に「世代間の公平性に関する意識調査」を実施し、若い世代ほど高齢者の待遇に不満を抱えていることが鮮明に数字に表れたとしてる。
一方で、70代も半数は「高齢者が優遇されすぎ」と回答しているという。

0 件のコメント:

コメントを投稿

今日の備忘録

https://methodkit.com/kits/